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サボテンの育て方(FAQ)

サボテンはどんな植物ですか?

「サボテン」はサボテン科に含まれる植物だけの呼び方です。

たとえば「アロエ」はススキノキ科アロエ属の植物で、サボテンとは違う植物です。サボテン科の植物は森林性サボテンのリプサリス類を例外として南北アメリカ大陸と周辺の島が原産地の植物です。

サボテンのトゲってなに?

トゲ自体は本葉の葉柄の基部につく托葉(たくよう)が変化したものと考えられています。托葉とはサクラなどでは葉柄の基部につく 付属物で、たいていは芽を保護する役目をするモノです。

育て方のポイントはありますか?

サボテンというと「乾燥しているところの植物だから水はいらないんだ」と思い極端に乾燥させてしまったりや、日本の草花のように水をかけてしまい腐らせてしまうという両極端な例がよくあります。

水のあげ方ですが、生育期(春~秋)は月に1~2回たっぷりとあげてください。夏は夕方の涼しい時間帯がおすすめ、蒸し暑いときはあげなくても大丈夫です。休眠期(冬)は2週間に1回、土が乾いていたら午前中少し土を濡らす程度にあげます。梅雨(6月)は水をあげなくても問題ありません。

サボテンが枯れた場合の対処法はありますか?

根本から変色して柔らかくなっている場合は「根腐れ」です。

もし腐ってしまったら、腐った部分を取り除き、残りの部分を風通しのよい明るい日陰で干します。切ったとき赤くなっているところはバイ菌の可能性があるので全て取り除き、そのあと挿し木にします。※詳しい育て方はこちらをご覧ください。(https://izushaboten.com/saboten/grow.html

どんな場所に置いたらいい?

窓際など、日当たりの良い場所が適しています。夏はレースカーテンなどで直射日光を長時間あてないように、冬は窓際でたっぷり日光をあててください。

花はいつ咲きますか?

秋に花を咲かせるサボテンもあればシャコバサボテンのように秋~冬の初めに花を咲かせるサボテンもあります。多くのサボテンは春~初夏にかけて花を咲かせます。花が咲くのに50年以上かかる成長に時間のかかるサボテンもありますが、一度でも花の咲いたサボテンであれば日当たりのよい明るいところで育て、春の季節に植え替えをしてあげるようにすれば、花が咲きやすくなります。

子株を使って増やすには?

サボテンを育てていると、横から上からどこからともなくポコリと出てくる小さな枝の様なサボテン(仔吹き)。

まずはこの部分をキレイな刃で根元の付近で切り取ります。バイ菌が入らないよう日陰で2~3週間程乾燥させ、土に植えて下さい。土の中に"植える"というよりはサボテンを浅く土の上に"乗せる"程度で大丈夫です。背の高いものには支えの棒などを土に立ててあげてくださいね。

直射日光は避け徐々に慣らし、根っこが出てきたら少しずつ水をあげます。※挿し木は春・秋におすすめします。

サボテンって何語ですか?

「サボテン」は日本語です。

外国船の船員が船の上でウチワサボテンの茎でお皿の油汚れを洗っていたことから、石鹸(シャボン・サボン)から転訛したなどの説があります。